10月22日、23日、24日と藍染展を開催させていただきました。
朝、店に入るといい気が流れてきました。清々しい藍のぱわーをいっぱい浴びた三日間でした。
藍染についてのお話
江戸時代、明治時代に作られたお布団や子どものお祝い着、火消しの方が着ていたはっぴなど珍しい藍染の品々をみながら、藍染のお話を聞きました。
右のお布団は「富士山、電気、灯台、汽車、船」が絣で織られていて明治のドンドン発展していく様子が楽しく表現されていて楽しいし、元気をもらう感じ。
絣糸に染められていて何度も洗ってるのに色がにじんでいないのは、昔ながらの自然の材料で染められているから。。
100年以上たっているのに、色あせせずに素敵な藍色のままというのも防虫作用のある藍染ならでは。。
『はぎどうじん』子どもが生まれたときに村中からはぎれをもらって祝ってもらっていたそうです。自然と藍染の生地が集まって。これは33枚。模様の中に『吉』の字が入ってるものもあります。お祝いの心が伝わってきます。
藍の種まきから蒅(すくも)つくり、藍を立てるお話。命がけで原種の白花小上粉を守ってこられた佐藤家(現在19代目の藍師 佐藤昭人さん)のお話や染師がどのようにして藍を染料にしていくかのお話を聞きました。守っていくもの。。
藍染の作品
数々の藍染の作品。身にまとうと肌にしっとりとなじみます。
機会があったら、ぜひ体験してほしいと思います。
今回は藍師 佐藤昭人さん,染師矢野藍秀さんの藍が使われた作品をたくさん見ていただきました。
本当に楽しい三日間でした。
これからも、皆さまに伝えていきたいものを発信していきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
岩田ゆかり
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