小糸染芸の工房見学に行ってきました。歴史ある染元で、伝統的な型友禅の技法を受け継ぎながら、現代の感性を取り入れた美しい着物や染め物を生み出しています。
まずは、貴重な先祖代々伝わる資料を見せていただきました。
伝統と革新が織りなす美の世界!小糸染芸
まずは貴重な代々受け継がれてきた資料を見せていただきました。
次は工房に。。。
工房に入ると、まず目に飛び込んできたのは、色とりどりの染料が並べられた調色場です。
型友禅は、型紙を使い、一つ一つ手作業で染めていく非常に手間のかかる技法です。
型置き場では、緻密に彫られた型を見学することができ、その美しさに感動しました。
そして実際に染めている職人さんの作業の手際の良さ、そして集中力に圧倒されました。
繊細な筆さばきで、型に沿って染料を乗せていく様子は、まるで絵を描くように美しく、芸術そのものと感じました。
工房見学を通して、型友禅の奥深さ、そして小糸染芸の職人さんたちの情熱を肌で感じることができました。
単なる着物ではなく、一つ一つに込められた思いや、長い歴史の中で培われた技術の結晶であることを実感しました。
小糸染芸の魅力は、伝統を重んじながらも、常に新しいことに挑戦しているところです。
伝統的な技法を継承しつつ、現代のライフスタイルに合わせた着物や染め物を提案しています。
職人さんの使われる道具も美しく魅力的!
今回の見学を通して、私は着物に対する見方が大きく変わりました。
着物というものは、単なる衣服ではなく、日本の文化や歴史、そして職人たちの魂が宿った芸術作品なのだと改めて感じました。
もし、日本の伝統工芸にご興味お持ちいただけましたら以下のイベントをご覧ください。きっと「きもの」に対する新しい発見があるはずです。
岩田呉服店 茨木店では、染めと織の原点展『小糸染芸』&『自然布コレクション』11月15日(金)・16日(土)・17日(日)の3日間限定で開催いたしますので是非ご来店下さい。
お気軽にお問い合わせください。072-623-500310:30~19:00 【月曜定休】
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